猫は臭い!?まったくのウソ!!猫の匂いから消臭対策の『いろは』を教えます!!

2015年6月4日

2015_04_20_猫の毛づくろい_サイズ縮小版

猫って『臭い』とか巷でよく耳にしますよね。
でも実際、猫はそれほど体臭がないって知っていますか?

これから記載するのは
猫に関する『臭い&匂い』から『消臭対策』の『いろは』をわかりやすく解説していきます。

これで猫が『臭い』というイメージが取り除ければ幸いです。

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猫は体臭があまり臭わない動物である

猫の体臭があまり臭わないのは
自身で毛づくろい、グルーミングをしているからです。

とにかく暇があればペロペロと自分の体を舐めて綺麗にしています。

この事からとてもキレイ好きな動物という事がわかりますね。

狩猟本能や防衛本能から毛づくろい、グルーミングを行う

猫はキレイ好きのため毛づくろい、グルーミングを行っていますが
他にも理由があります。

『狩猟本能』や『防衛本能』から毛づくろいをするとも言われています。

・『狩猟本能』からわかる猫の毛づくろい

猫と言えば狩をする動物ですよね。

動物と言えば鼻がよくきくので
周囲の臭いで何かが居るとか分かったりします。

そのため、臭いで相手に気づかれてしまえば
隠れていてもバレてしまうため狩りをする事なんて出来ません。

狩りで相手に気づかれないようにするため
毛づくろいをして自身の臭いを消しているのです。

・『防衛本能』からわかる猫の毛づくろい

その他の動物や自分より強い猫に
自身の存在を知られては危険なため
自身の臭いを消すと言われています。

猫がおしっこやうんこをした後、自身で砂をかけたりするのは
そのためであると言われています。

猫って実は良い匂いがするってホント?

意外にも良い匂いがするんです。

バターのようなほのかな香り。
日光浴をしていたらほのかな太陽の香り。

・日向ぼっこによる消臭効果

猫はこまめに毛づくろいをして体を綺麗にしますが
日向ぼっこをする事でさらに体を綺麗にしていると言われています。

日向ぼっこをする事で、臭いの原因となる雑菌を駆除しているのです。

ちなみに猫はだいの日向ぼっこ好き。
太陽の動きに敏感であり、日向を求めて移動するほどなのです。

猫が臭い原因と対策

きれい好きな猫がどうして臭いと思われてしまっているのか?
それは臭いと思われている原因があるんです。

・尿やうんちの臭いがひどい

トイレが汚いと嫌な臭いが部屋中に充満して
衣服に嫌な臭いが染み付きます。

この事から猫が臭いと思われている原因となっているのです。

なので臭いの対策は

『トイレをこまめに掃除する』
『トイレの入り口にカバーがついたドーム型のやつにする』
『トイレの砂を十分に補充する』
『トイレの近くに空気洗浄機を設置する』

などの対策をとって臭いの原因を取り除きましょう~!

・発情してマーキングをするから臭い

猫が発情すると、そこら中に『我、ここにあり』と言わんばかりの
マーキングをしていきます。

俗に『スプレー』と呼ばれるマーキング行為です。

この臭いが人にとって嫌な臭いの原因となっているのです。

なので臭いの対策は

『性成熟する前に去勢&避妊手術を施す』

もしスプレー行為をされたとしても
臭いを抑える&常習化を減らす効果もあるようです。

・肛門腺から臭いを発して臭い

飼い主さんに甘えるとき
肛門からすごい臭いを発するケースがあるみたいです。

飼い主さんが抱っこをしているときに
この臭いを出されると着替えをしなければならないほどです。

考えられる原因は

幼少期に人に育てられた場合、飼い主を母親同然と見ていて
自立できずに飼い主さんに依存してしまってることが考えられます。

この場合は、自立させるようにしつける努力をします。

『狩り本能を出させる遊びをする』
『1人で遊ぶものを提供する』
『甘えてきても、飼い主さんがべったりしないように努力する』
『我慢できたらしっかり褒める。ダメなときは甘え行動を無視する』
『飼い主の姿が見えなくても、必ず戻ってくるという安心感を与える』

など自立に向けて飼い主さんと一緒に努力をしていくしかないです。

わが猫はカワイイと思いますが、あまりべったりしすぎると
飼い主がいなくなった時、飼い主の前に現れた際に問題行動を起こすようになる
可能性があるので注意が必要です。

ちなみに肛門腺は、お互いの挨拶、経歴、生殖可能かなど
猫同士の交流の際に分泌する臭いだそうです。

ですが、興奮や期待、恐怖などを感じた場合
臭いを分泌する事があるみたいです。

なので猫を安心させられる環境を用意してあげることで
臭いの分泌を抑えられるかもしれません。

・意外と知られてない!?臭腺は肛門だけではない!!

臭腺といえば肛門腺が思い浮かぶかもしれません。
実は肛門腺以外にも臭腺はあります。

顎の下
唇の両脇
額の横
尾や尾の付け根
指の間

など様々な場所に存在しています。

これらの腺が詰まったことにより
悪臭を放っている場合があるようなんです。

お近くの獣医さんに相談して見てもらう事をおすすめします。

・口が臭い状態で毛づくろいするから臭い

2015_04_20_猫の口
毛づくろいする部位といえば口。

そのお口の中が汚い状態で毛づくろいすると
口の臭いが体について臭くなる原因となります。

お口の中が臭いと考えられる原因が

口内の炎症もしくはエサが口内に残っている
腸内の炎症

などが考えられます。

『猫用の歯磨きで口内ケア』
『与えてるエサを上手く食べれるかどうかチェック』
(噛み砕きが上手くできてるか等)
『オーラルケアに特化した猫用のエサを食べさせる』
『獣医さんに診察してもらう』

わかる範囲で対策してみてください。

お近くの獣医さんに相談して見てもらう事をおすすめします。

・病気にかかって毛づくろいしなくなったから臭い

きれい好きな猫の健康パロメーターは毛並み。
きれいな毛並みは日ごろの毛づくろいの賜物です。

ある日を境に毛並みがボサボサになっておかしいなと感じることがあるかもしれません。

『毛づくろいをしているかどうかのチェックをする』
『男性が使うフェイスペーパータオルで体を拭いてみて様子をみる』

これらで様子を見て、おかしいなと感じたら
お近くの獣医さんに相談して見てもらう事をおすすめします。

・ブラッシングをしてあげる

毛づくろいしていると、自身の抜け毛を飲み込んだりします。

あまり抜け毛を飲み込み過ぎると
毛球症という病気にかかる恐れがあり

エサを食べなかったり便秘になるなどの
健康被害にあいます。

猫の安全を考えて毛づくろいしてもらいたいですよね。

ブラッシングでムダ毛を落として
地肌のマッサージをしてあげると
キレイな体を保つ効果があるようです。

猫の臭い対策 おすすめの消臭剤

2015_04_20_猫と衣類

猫のマーキングなどで家の壁や家具に
スプレー行為で部屋が臭くなった場合、

安易に消臭剤をかけると余計臭くなるというケースがあるみたいです。

部屋に臭いが染み付いてしまった場合の対策として、
お香がおすすめのようです。

また、消臭剤の商品レビューで効果が得られたと話題になっている商品は以下のようです。

商品の匂いは酸っぱい匂いのようですが
猫の粗相やスプレーの臭いを解消してくれる優れ物のようです。

最初は半信半疑で使われた方が多いようですが
見事、消臭してくれて満足しているコメントが多数よせられています。

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