デブ猫を劇的に痩せさせるダイエット方法はこれだ!!これでダメならダイエットはあきらめろ!!

2015年6月4日

2015_04_24_デブ猫-動きたくありません

まんまるとふっくらしたデブ猫ちゃん。
どうしてあんなにカワイイのでしょうか。

見ていて癒されるのは私だけでしょうか?

ほんと人間のおデブちゃんと扱いが違いすぎて笑っちゃいます。

さて、今回は

『デブ猫をダイエットさせる!!』

と意気込んだ飼い主さんのために
デブ猫をダイエットさせる方法から知識までを完全に網羅しました。

少しでも飼い主さんのお役に立てれば幸いでございます。

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・ダイエットを始める前に

2015_04_24_デブ猫-ダイエットを始めるまえに

『うちの猫、太ってる』
『どうにかして痩せさせなきゃ』

と思い立ってすぐさま急激なダイエットを始めるのは危険です。

極端な食事制限をすると

『病気』
『挙動不審』
『ストレスによる夜泣き』
『野外に出る猫なら脱走する』

などのトラブルに見舞われる可能性があります。

かかりつけの獣医さんと相談しながら安全なダイエットをするのが一番です。

これから記載する事項はあくまでも参考という形にとどめておいてください。

また猫が一度太るとなかなか痩せません。
結構時間のかかる作業なので根気が必要です。

それを踏まえたうえで項目ごとに詳しく解説していきます。

・肥満の簡単なチェック方法

2015_04_24_デブ猫-上から見下ろすと解る

わが猫を上から見下ろしてください。

その時、樽やひょうたんみたいな形をしていたら

『デブ猫認定です』

とはいっても見た目や触っただけでは判断しずらい時ってあるんです。
このように隠れ肥満猫というのが存在するのです。

そうなった時に重宝するのが『体重計』です。

まずは体重計で体重を量ってみてください。

一般的な猫の平均体重は成猫で3~5kgくらいです。

そこから20%以上体重が増えていると
体に影響を及ぼす肥満と言われています。

・理想の体重を体重ごとにまとめました

『いちいち体重の計算をするのがめんどくさい』

わかります。

そんな飼い主さんのために体重ごとに理想体重をまとめました。
こちらをご覧ください。

・3kg  ⇒ 2.3kg
・4kg  ⇒ 3.0kg
・5kg  ⇒ 3.8kg
・6kg  ⇒ 4.5kg
・7kg  ⇒ 5.3kg
・8kg  ⇒ 6.0kg
・9kg  ⇒ 6.8kg
・10kg ⇒ 7.5kg

この理想体重の計算は
ボディコンディションスコア(BCS)
という猫の肥満度合いがわかる指標から計算したものです。

今回はBCS5の肥満体重という設定で計算しています。

計算式は以下のようになってます

(現在の体重 × BCSの除脂肪率) ÷ 0.8

BCS5の除脂肪率は60%なので0.6です。

(現在の体重 × 0.6) ÷ 0.8

これで計算して理想体重を出しています。

肥満には達しなくても
やや体重過剰の場合は
BCS4の除脂肪率の0.7で計算します。

(現在の体重 × 0.7) ÷ 0.8

・3kg  ⇒ 2.6kg
・4kg  ⇒ 3.5kg
・5kg  ⇒ 4.3kg
・6kg  ⇒ 5.2kg
・7kg  ⇒ 6.1kg
・8kg  ⇒ 7.0kg
・9kg  ⇒ 7.8kg
・10kg ⇒ 8.7kg

・この部分は多少お肉があっても大丈夫らしい

首や太もものたるみは

『ケンカで致命傷を守る』
『大きな血管を守る』

自身を守るための防護服の役割でお肉がついており
太ももの内側だったりお腹の皮膚のたるみは
正常と言えるのだそうです。

なので多少のお肉がついている場合は
気にしなくても大丈夫と言えます。

・肥満になるとどんな病気になるの?そんなに怖いの?

2015_04_24_デブ猫-肥満による病気って怖いの

『肥満になると病気にかかるってのはわかるけど』
『そんなに恐れる事なの?』

と思う人もいるでしょう。

その怖さについて解説します。

肥満でお肉がつきます。
このお肉も一応は細胞なんです。

なので酸素や栄養の供給が必要なんです。

これらの栄養素は血管を通じて運ばれてくるんですよね。

ってことは

『普通の猫より血管の活動が多くなる』

という事がお解かりいただけるでしょう。

血管の活動が普通の猫より多くなるという事は

『心臓の負担が大きくなる』

に繋がるんです。

また肉つきに応じて血管も伸びていくでしょうから
循環させる血液の量も増えていくことになります。

その事から水分摂取量が増えたり心拍数が増加して
高血圧やら心不全などの障害に襲われてしまうんです。

かわいいデブ猫ちゃんも
これではぽっくり死にますよ。

さらに皮下脂肪がついて栄養血管の負担が大きいと

『皮膚病にかかりやすくなる』
『傷がなおりにくい』

といった恐ろしい事がまっています。

追い討ちをかけるようですが

体重が増える事によって間接に負担がかかり

『靭帯断裂』
『ヘルニア』

などにかかってしまい
猫が動く事をためらってしまいます。

そうなるとさらに肥満への歯車をかけてしまい
どんどん太っていく事になるのです。

まさに悪循環が悪循環を呼ぶスパイラルに陥るのです。

・エサはどのように与えるべき?カロリーって関係あるの?

2015_04_24_デブ猫-エサは目分量じゃないよな

猫のエサを与える時はどうしていますか?

『目分量で適当に与えています』

このような状態になってませんか?

猫の肥満の原因は必要以上にカロリーを摂取している事です。
もし目分量で適当に与えている場合はエサの量を見直してみましょう。

また

『家族の誰かがエサ以外におやつを与えている』
『近所の誰かが良心的にエサを与えている』
『台所で密かにエサあさりをしている』
『複数飼いで他の猫のエサを取っている』

これらも含めて猫の身の回りのエサの摂取状況を確認してみましょう。
思わぬ場所に猫の肥満原因となる要素が隠れていたりします。

摂取カロリーの目安を以下に記述しましたので
参考にしてください。

成長期に1日に必要とするカロリーは
『体重1kgあたり80kCalくらい必要です』

成長期を過ぎた場合の1日に必要とするカロリーは
『体重1kgあたり40Kcalくらい必要です』

・運動では痩せにくい!?

2015_04_24_デブ猫-運動はムリゲーです

運動は大事です。

ですが猫って思った以上に長時間の運動ができないんです。

なので食事療法が多いんです。

また歳を取った老猫は運動すらしない事が多いです。
年寄りなんですから当然ですよね。

なので運動は大事ですが限界がある事も知っておきましょう。

またデブ猫も遊びに興味がなくなって動かない事もあります。

去勢・避妊手術をしている猫は
生殖する気力を失っているので行動力がなくなっている場合があります。
性という欲が無くなるので身近な食という欲に走るとも言われています。

家飼いの場合は外敵もいないですし
エサは飼い主がくれるので狩りをする必要もなく
平和ボケで余計に怠慢な猫になりがちです。

かといって運動をしないと代謝などが落ちて脂肪を貯めやすくなり
太る原因になります。

デブ猫も動いてるつもりでも動けてない事が多いです。
(それが可愛らしいときもありますが)

適度に体を動かすクセをつけさせましょう。

目安は

『1回の遊び15分程度』です。

これを1日に2~3回くらい運動させる感じで頑張っていきましょう。

デブ猫の場合は間接に負担がかかる恐れもあるので
まずは2~3分の運動で慣らしていきながら
徐々に運動する時間を増やしていくのが良いかもしれません。

ここは飼い主さんが根気を入れていくしかないので頑張ってください。

・成功者から学ぶダイエット方法

2015_04_24_理想の体を取り戻せ

『ダイエットフード買ったけど、うちの猫が食べてくれない』
『ダイエットフード食べさせてるけど、思った以上に痩せない』

など思った以上に効果がない。
飼い主さんが頭を抱えている現実があるようです。

猫って一度太ると痩せるまでに相当の期間が必要だったりします。

理想体重に持っていくのに半年~1年なんてザラです。

なので太らせないためにエサの管理は
しっかりする必要があるんです。

さて、ダイエットフードを買う前に

『あなたの猫ちゃんがいつも食べているエサで』
『エサの量を減らさずに』
『効果的にエサを与えダイエットさせる』

テクニックを教えます。

1.エサを小分けにします
2.時間を決めて小分けにしたエサを与えます
3.運動する

これを繰り返す事で

運動によるエネルギー消費量 > エサを摂取する量

の構図ができあがります。

このようにすれば、普段与えてるエサの総合量は同じでも
消費するエネルギーの量が多いわけですから
カロリー消費を効率よくできるのです。

与えるエサが同じでも
効率的にダイエットをさせる事が可能になるのです。

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