猫エイズの感染率は日本がダントツで多いってマジ!?症状や感染経路や予防について語ります

みなさん、こんにちは。

ねこにゅー管理人です。

最近、猫エイズについて興味がわいたので
色々と調べているのですが

飼い主のみなさん
結構、苦労されているようですね。

初めての経験であたふたされてる
飼い主さんも多く見受けられました。

そこで今回は猫エイズで知り得た情報や
素朴な疑問を解決すべく
画像付きでみなさんに分かりやすく
お伝えできればなと思っております。

それではごゆっくりとご覧ください。

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猫エイズって何!?

猫エイズとは

猫後天性免疫不全症候群
(ねここうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)
と呼ばれてます。

ネコ免疫不全ウイルスによる
免疫機能の低下から
様々な症状を引き起こす病気です。

感染から発症までのプロセスは非常に長く
たまたま検査してみたら
猫エイズだったということが多いです。

感染から発症までのプロセスは以下のとおり。

急性期→無症状キャリア→エイズ発症期

猫エイズ-発症プロセス-急性期-無症状キャリア期-エイズ発症期

急性期とは

感染初期の状態を指します。

最初の数ヶ月間は
風邪を引いたり下痢をしたり
軽い感染症を引き起こしたりするので
風邪かな?と勘違いしやすいです。

ここから無症状になって行きます。

無症状キャリア期とは

急性期を過ぎた状態を指します。

名前のとおり表面上の症状が無くなる事から
普通の猫と見分けがつかなくなるのが
困りものです。

なぜかというと
ウィルス自体は潜伏して
増殖し続けているからです。

この期間が結構長いんですよ。

だいたい4~5年
長い場合は10年以上も続いたりします。

この長い間にウィルスが増殖して
リンパ球を破壊していき
免疫力の低下を誘発していくんです。

エイズ発症期とは

無症状キャリア期の病態の進行具合によって
猫エイズを発症します。

主な症状としては

  • 怪我をしてもなかなか治らない
  • 口内炎になり口内が痛くてエサを食べるのが困難になる
  • 目やに、鼻水、よだれを常に出すようになる

すべては猫免疫不全ウィルスの
免疫力の低下が悪さをしているわけだ。

さらに食欲不振から体重減少
慢性的な下痢、悪性腫瘍や肺炎の発症など

免疫力低下につけこんで
どんどん悪さをしていくのが
猫エイズというわけだ。

猫エイズ(FIV)と人のエイズ(HIV)って違うの!?

猫エイズと人エイズは違う

結論:似てるけど違う。

猫エイズはネコ免疫不全ウィルスによって
引き起こされる感染症であり
ネコの防御能力をぶち壊していき
免疫力の低下から様々な病気を引き起こす。

人のエイズはヒト免疫不全ウィルスによって
ヒトの免疫力を奪っていき
様々な病気を引き起こす。

ネコかヒトかの違いだけで
免疫力を低下させることから
様々な病気を引き起こすのは似ている。

猫エイズは人にうつるの?

猫エイズ-人にはうつらない

猫エイズはネコからネコにうつる。

人エイズはヒトからヒトにうつる。

猫エイズはネコからヒトにはうつらない。

その逆もしかりで
人エイズはヒトからネコにはうつらない。

猫エイズにかかったらすぐ死ぬの?寿命はどうなるの?

猫エイズ-即座に死なない寿命も個体差による

猫エイズと聞いたら

『ヤバイ』『危険』『怖い』『即死』

などなど嫌な単語が頭に浮かびがちです。

なので先入観から
猫エイズにかかったら即効で死んでしまう…
と思うかもしれませんが

即座に死ぬわけじゃありません。

上記の発症のプロセスで説明したように
発症までに4~5年かかります。
長くて10年以上の場合もあるんです。

また寿命が短くなるかと言えば
そうとも限らないです。

猫エイズが発症するまでに期間があり
猫エイズが発症せずに
天寿を全うする猫もいるんです。

なので猫エイズにかかったからと言って
絶望しないようにしましょう。

猫エイズの感染経路は主にどこから?

猫エイズ-感染経路-ケンカが多い

ネコ免疫不全ウィルスの感染経路は

  • ケンカ
  • 交尾
  • 舐めあい
  • 母猫の胎盤経由

感染力が弱いので
ウィルスに直接的に接触して感染します。

空気感染はないようです。

一番感染率が高いのが
ケンカによる傷口から感染するケースです。

交尾については体液から感染するより
オスがメスの首に噛み付いて
唾液を通して感染する場合を
危険視しています。

また食器の共用などで感染することは
あまりないようですが
可能性としては残ってるので
注意がひつようです。

母猫が猫エイズに感染している状態で
子供を身ごもっている場合

胎盤を経由して子宮内にいる
子猫に感染する事があります。

遺伝で猫エイズがうつるという事は
ありません。

猫エイズの感染率は日本がダントツで多いってマジ!?

日本は猫エイズ感染率が高い国

猫エイズの感染率は世界から見ると
日本がダントツで高いようです…。

日本の国土は狭く
猫のテリトリーがぶつかる率が高い

そして放し飼いをする飼い主も多く
野良猫も多数存在するので

猫同士のケンカに発展し
猫エイズに感染するようです。

そのことから野良猫の猫エイズ率が高くなり
ほとんどの野良猫が猫エイズに
かかってるのではないかと言われています。

猫エイズの予防は?気をつけるべき点は?

猫エイズ予防-他の猫との接触を避ける

猫エイズにかかると
治す術は今のところありません。

なので猫エイズにかかっている猫との
接触を避けるしか予防する術はありません。

このことから
まずは放し飼いはしないことが挙げられます。

次に闘争意欲、冒険欲、生殖本能から
野外に飛び出したりする気持ちや
発情などによる興奮を抑えるために
去勢手術をしたほうがよいとされています。

また多頭飼いの場合に
たまたま保護した猫が興奮して
先住猫とケンカや交尾などして
接触感染するケースも考えられるので
去勢手術をおすすめされる場合があります。

とにかく接触させないこと。

それに付随する意欲を取り除くことが
治療法が無い現在では
もっとも予防に適しています。

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