猫が認知症になった場合に病院で薬を処方してもらうのは悪なのか?
昨今のペットはエサや飼育環境の
質の向上から長生きをすることが
多くなりました。
しかし、歳をとることによって
今まで気づかなかった問題が
出てきたのも事実です。
それが認知症による問題行動です。
猫を飼っていて
認知症に悩まされる飼い主さんも
多いと思います。
そして認知症と言えば
特効薬が今のところ無いと言われているので
治療するのを諦める方が多いと思われます。
また完治もしないのに治療代に
莫大なお金をかける必要はあるのか?
このように完治もしない病気の治療に
お金をかけるのが悪だ!!
というような風潮もあるようです。
そこで今回は猫が認知症になった場合
病院で薬を処方してもらうのは悪なのか?
について語りたいと思います。
それではごゆっくりとご覧ください。
医療は日々進歩し続けている
昨今の猫はエサや飼育環境の質が
向上したことにより
猫は長生きするようになってきました。
医療の分野でも特効薬がないとはいえ
薬などの研究開発が進んでいるのも事実です。
現状は薬で症状を緩和させるのが
精一杯のようですが
いつかは改善する日が来るものと思われます。
認知症の薬の効果はどのようなものがあるの?
現時点での薬の効果は
緩和することが目的で
処方されることが多いです。
主にドーパミンの生成量を増やす薬を
処方されることが多く
認知症の症状を軽減させる
効果があるようです。
ちなみにドーパミンとは?
神経伝達物質であり
快感、意欲、運動調節などに
深く関わる物質のようです。
実際、1960年エーリンガーと
ホーニキーヴッツは
パーキンソン病の患者さんでは
大脳基底核の中の「線条体」という場所の
ドーパミンの量が非常に少ないことを確認し、1961年にはビルクマイヤーと
ホーニキーヴッツはドーパミンの
前躯体であるL-ドーパを患者に静注して、
注射後数分以内に動くことのできなかった
患者さんが立ち上がって歩きだしたことを
報告しています。
ヒトの例ですが
歩けない人が歩き出すなど
驚異的な報告例もあり
ドーパミンが運動調節などを改善し
認知症にも寄与するのではないか?
という期待も込められているのが
分かりますね。
医療の研究が進めば
いずれ認知症が改善する日が
近づくことになるでしょう。
認知症に効くサプリメントもある??
認知症に効くサプリメントが
出てきたようですね。
学会での発表では84%と
とても高い数値を出しているようです。
そのサプリメント名は
フェルガードというサプリメントです。
以下の記事に
認知症に効くサプリメントと
その中に使われている物質について
書いていこうと思います。
興味があればそちらをご覧ください。
おわりに
このように医療は日々進歩し続けており
改善報告などが発表されてきています。
特効薬がないからと言って
効果が期待できないから
病院へ行くのは微妙だと思わずに
動物病院へ行って獣医さんに
相談してみるのもありだと
私は思います。
これからの医療の進歩に期待して
猫ちゃんとの共同生活で
問題がいち早く改善されて
末永く暮らせる日々が来ることを
願うばかりです。
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